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「子どもが使っていたピアノ、もう何年も弾いていないけど売れるのかな?」——実家の一角で置物になっているピアノ、意外と多いんですよね。ピアノは重くて自分では運べないからこそ、業者が家まで来てくれる出張買取が基本になります。この記事では、アップライト・グランド・電子ピアノそれぞれの買取相場レンジ、運び出しの費用は誰が負担するのか、古いピアノの扱い、査定前にやっておくべき準備までまとめて解説します。
結論:ピアノの出張買取相場は「種類×年式」でほぼ決まる
結論から言うと、ピアノの買取価格は種類によってケタが変わります。各社の公表情報を比較すると、おおよその相場レンジは次のとおりです。
| 種類 | 買取相場の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| アップライトピアノ | 3万〜80万円前後 | 10〜20万円台に収まるケースが多い |
| グランドピアノ | 10万〜150万円前後 | 最も高額。年式が新しいほど有利 |
| 電子ピアノ | 1万〜10万円前後 | 製造5年以内なら新品価格の40〜60%も |
ただしこれはあくまで幅のある目安。同じ機種でも製造年・状態・時期によって査定額は大きく変動します。だからこそ、1社の言い値で決めず複数社の査定を比べるのが鉄則なんです。どの業者に頼むか迷ったら、楽器買取のおすすめ業者比較も参考にしてみてください。
種類別|ピアノの買取相場をもう少し詳しく
アップライトピアノの相場
家庭用として最も多いアップライトピアノは、3万〜80万円前後と幅が広めです。中心帯は10〜20万円程度で、10万円を下回るケースも珍しくありません。
メーカー別に見ると、ヤマハのYU・YUSシリーズは10万〜50万円前後と高めの査定が狙いやすい機種。定番のU・UXシリーズ(U1・U3など)は3万〜35万円前後が目安です。カワイも国内2大メーカーとして中古需要が安定しており、黒だけでなく木目調のモデルも人気があります。
グランドピアノの相場
グランドピアノは中古市場でも別格です。たとえばヤマハの定番C3は、製造年代によって10万〜65万円前後、コンディション次第ではそれ以上の査定例も公表されています(ピアノ買取専門店の公表実績より)。1960年代の古い個体で10万円前後、2007年以降のモデルなら65万円前後と、年代でかなり差が出ます。
電子ピアノの相場
電子ピアノは「家電」に近い値動きをします。中心帯は1万〜4万円程度ですが、ヤマハのクラビノーバCLPシリーズなど人気機種は状態次第で5万〜10万円前後の査定も。カワイは3万〜5万円前後が目安です。
注意したいのが年式。製造5年以内なら新品価格の40〜60%が目安になる一方、20年前後経ったモデルは0〜2万円程度で、買取自体を断られることもあります。電子ピアノは「売るなら早いほど有利」と覚えておいてください。楽器全般の相場感は楽器買取の相場まとめでも解説しています。
出張買取の仕組み|運び出しの費用は業者負担?
ここ、意外と見落としがちです。「売れても運送費を引かれて手取りが減るのでは?」と心配になりますよね。
運び出しは業者側のスタッフが行うのが基本
ピアノの搬出は、買取業者が手配する専門スタッフが行うのが基本です。アップライトでも200kg超あるので、自分で運送会社を探す必要はありませんし、無理に動かすのは床や本体を傷めるだけなのでやめておきましょう。
費用負担は「原則無料、ただし例外あり」
ピアノ専門の買取業者の多くは、出張料・査定料・搬出運送費を無料と公表しています。査定額がそのまま手取りになるイメージですね。ただし例外もあります。
ただし、2階以上からの階段搬出やクレーン車が必要なケースは要注意。追加費用がかかったり、査定額から差し引かれたりする場合があります。設置場所(階数・エレベーターの有無・搬出経路)は査定申込時に正確に伝えておくと、当日のトラブルを防げます。
出張買取のメリット・デメリット
- 重いピアノを一切動かさずに売れる(搬出はプロ任せ)
- 出張料・搬出費が無料の業者が多く、手取りが読みやすい
- その場で査定→成約→搬出まで完結することもあり早い
- 1社だけだと相場より安くても気づきにくい
- 訪問日程の調整が必要(即日対応は地域による)
- 特殊搬出は追加費用が発生する場合がある
デメリットの1つ目は、事前に電話やWebで概算額を複数社から聞いておくだけでほぼ解消できます。型番と製造番号を伝えれば、訪問前でもある程度の金額を出してくれる業者が多いですよ。
年式が古いピアノはどうなる?30年・40年前でも売れる?
「親の代から40年使ったピアノなんて、さすがに無理でしょ…」と思っていませんか?実は、アコースティックピアノに限っては一概にそうとも言えません。
ヤマハ・カワイなら古くても値がつく可能性あり
アップライトやグランドは構造が頑丈で、ヤマハ・カワイ製なら製造から30〜40年経過していても値段がつくケースがあります。海外への輸出需要があるためです。ヤマハ公式のピアノサービスでも、40〜50年前のピアノの買取相談に触れているほど。ただし近年は古い年代の買取価格が下落傾向にあり、値がつかないケースも増えているので、過度な期待は禁物です。
値段がつかなくても「無料引き取り」の道がある
査定額ゼロでも、リサイクル対象として無料で引き取ってくれる業者があります。自分で処分すると、アップライトピアノの場合で2万〜6万円前後の搬出・処分費用がかかることを考えると、無料引き取りでも実質プラスなんですよね。有料処分は、複数社に査定を出してどこも値がつかず、無料引き取りの提案もなかったときの最終手段と考えてください。
一方、電子ピアノは電子機器なので経年に弱く、20年超のモデルは買取不可が多め。古い電子ピアノは「売る」より「引き取り可否」を先に確認するのが現実的です。
査定前にやるべき準備5つ|これだけで印象が変わる
査定額は「モノの状態」だけでなく「情報が揃っているか」でも変わります。訪問前にこれだけはやっておきましょう。
- 型番と製造番号を控える——アップライトは天屋根を開けた内側、電子ピアノは背面や底面のシールに記載。事前査定の精度が上がります
- 外装を軽く掃除する——ホコリを柔らかい布で拭くだけでOK。ワックスや水拭きは塗装を傷めるので不要です
- 付属品を集める——椅子・カバー・取扱説明書、電子ピアノならACアダプタやペダル。揃っているほうが減額されにくい
- 調律歴をメモしておく——最後に調律した時期が分かると査定がスムーズ。定期的に調律していたなら立派なアピール材料です
- 搬出経路を確認する——設置階・廊下や階段の幅・エレベーターの有無を申込時に伝えると、追加費用の有無が事前に分かります
逆に、査定のためにわざわざ調律し直したり修理に出したりする必要はありません。費用が査定アップ分を上回ることがほとんどです。
ピアノ出張買取のよくある質問
まとめ|相場を知ってから複数社に査定を頼むのが正解
最後に要点を振り返ります。
- 相場の目安はアップライト3万〜80万円前後、グランド10万〜150万円前後、電子ピアノ1万〜10万円前後(年式・状態・時期で変動)
- 搬出は業者スタッフが担当し、出張料・運送費は無料の業者が多い(特殊搬出は例外あり)
- ヤマハ・カワイの古いピアノは30〜40年物でも値がつくことがあり、ゼロでも無料引き取りの選択肢がある
- 査定前は型番・製造番号の確認、付属品集め、搬出経路の確認をしておく
- 1社の言い値で決めず、必ず複数社を比較する
置きっぱなしのピアノは、時間が経つほど査定額が下がっていきます。特に電子ピアノは年式勝負。まずは無料査定で「今いくらなのか」を知るところから始めてみませんか?
重いピアノもスタッフが搬出。まずは自宅にいながら無料査定で金額チェック。

